その他
自動販売機の販売状況を即時反映
大手SIer様と協働し、 自動販売機の売上情報を携帯電話(フィーチャーフォン)で読み込み、本部に送信するシステムを開発しました。 これにより、自販機補充要員が営業所に戻ってデータ入力や報告をすることに比べて以下の効果があり、速やかな販売戦略の検討に貢献しました。 ・データ入力作業の削減(省力化) ・データ反映のタイムラグの削減(リアルタイム性向上) ・データ分析の手間を削減(自動化)
目的
従来、自動販売機の売上状況を把握ためには、以下の手順で作業を行うため、数日の期間が必要でした。
(1)補充要員が自販機からデータを取得
(2)補充要員が営業所に戻ってデータ入力
(3)分析担当が集計や分析を実施
本システムでは、携帯アプリを利用してデータ収集～送信を行い、サーバでデータ集計～分析を自動的に行います。
このため、よりリアルタイムに売上状況把握が可能となり、さらには、自販機ロケーションや品目などより細かい視点での分析が可能となりました。
在庫管理のみならず、速やかな販売戦略の立案などを実現しました。
特徴
自販機と携帯電話との通信には、
赤外線やFeliCaによる無線通信を用い、物理的な接続の手間とそれに伴う故障を削減しました。
また、コンビニ等店舗における陳列レイアウトを登録する機能を追加し、陳列状態による売上変化の分析も可能となっています。