気象
気象監視にインターネット上のライブ映像を活用
大手SIer様からのご依頼で、インターネット上に公開されているライブカメラ映像(静止画、動画)を気象監視に活用するシステムを開発しました。 既存の映像リソースを活用することで、新たな監視カメラ設置などの投資を抑えつつ気象監視業務における監視範囲拡大や監視精度向上に貢献しています。
目的
気象監視業務は、24時間365日常時監視を行っています。
既存の監視システムおよび既設設備だけでは監視範囲が限られていましたが、本システムを導入することで設備投資を抑えつつ監視範囲の拡大を行うことができました。
我々の開発したシステムが、日本に住んでいるすべての人々の生命や財産を守る業務を影で支えています。
特徴
インターネット上のライブカメラは自治体、企業、個人などが、それぞれ独自の方法で公開・配信しているため、スナップショット画像であったり、ストリーミング動画であったりします。
本システムでは、それらの差異を吸収して統一した形式の画像に変換しています。
さらに、300サイトのライブ画像収集を5分間隔で実施し、1週間分の画像を蓄積しています。
これらの画像を用いて、リアルタイム監視に加え、過去の気象変化も観察することが可能です。
